人間誰しも未来に期待したいものです。
未来への希望がなければ、ただ日々を過ごすことすら苦痛に感じてしまう…ある程度年齢を重ねると、この事実が実感されるようになりました。
僕は未来に期待して生きて行きたい。
未来の期待値を上げるには自分自身の成長、スキルアップが重要となります。
『自己投資』という表現があります。
自分自身を成長、スキルアップさせるために時間や金銭を費やすこと、という意味のある言葉です。
そのやり方も様々ですが、読書をしたり何かしらのスクールに通ってみたり、またはトレーニングジムで身体を鍛える、等が一般的ではないでしょうか。
ネットを活用すれば無料で良質な情報を得られる時代ですので、時間も金銭的な出費もかなり抑えた自己投資が十分可能です。
株式投資にも『自己投資』の側面があると考えています。
投資は『複利』が重要で、上手く活用すれば資産を雪だるま式に増やすことが出来ます。
自己投資にもこの『複利』の効果を応用して、自分自身を雪だるま式にスキルアップさせて行くことが出来ると確信しています。
『複利』とは
金融の概念に『複利』と『単利』というものがあります。
資産を運用すると、1年当たり決められたパーセンテージで『利息』が付きます。
ざっくりと言えば、『元本+利息』にさらに利息が付くものが『複利』です。
それに対して『元本』のみに利息が付くものが『単利』です。
1年目
100万円+(100万円×0.05)=105万円
100万円×1.05=105万円
2年目
105万円+(100万円×0.05)=110万円
105万円×1.05=110万2500円
『単利』は毎年決まった額の利子が元本に加算されて行くのに対し、『複利』は元本に加算された利子にまで利息が付きます。
運用2年目以降、『単利』の場合毎年5万円づつ増えて行きますが、『複利』の場合は『元金+利息』の金額に更に利息が付きますので、運用期間が長いほど『複利』の方が資産は増大して行きます。
この計算で10年間運用した場合。
『単利』 150万円
『複利』 162万8894円
上記の計算は税金を考慮していませんので、実際の運用額とは異なりますが、運用期間が長くなるほど『複利』は雪だるま式に資産が増えることが分かります。
株式投資における『複利』の効果
僕は配当金を重視した投資スタイルを取っていますが、貰った配当金で更に株式を買う『配当金再投資』を行うことで、『複利』と同様の効果を得る事が出来ます。
株式投資には元本割れのリスクがありますが、元本割れを防ぎつつ配当金を再び投資すれば、雪だるま式に資産が増えるという訳です。
これはまさに言うは易しですが、僕の株式投資の理想形はこの『雪だるま式に資産が増える』という状態で、それを目標として長期保有前提の投資を行っています。
自己投資における『複利効果』
自己投資にも『複利』の効果を応用出来ると考えています。
読書やスクールで知識を得る、或いはトレーニングジム等で身体を鍛える。
自己投資のために何かしらの行動を取れば、行動した分必ずスキルアップする、というのが僕の考えです。
小さなスキルアップの積み重ね
スキルアップの幅には個人差も大きいでしょうが、例え薄紙一枚程度のスキルアップでも、継続的に積み上げて行けばやがて変化が目に見えるようになります。
そして当然スキルアップ以前より、わずかといえども知識が増えている訳なのでそこから考えること、思いつくこともより多くなる可能性が高まります。
これが重要。特に今までやったことがない事から得られる知見は非常に大きいと思います。
『無知の知』の重要性
知らないことは考えようがない。知ってしまえば特に意識せずとも、様々なことを考え発想するように人間は出来ています。
知ってしまったばかりに要らないことばかり考えて、『知らなければ良かった…』という経験は誰しもにあることでしょう。
…自分に好影響を与えるものを選ぶ必要はありますね…。
知らなかった事を知って知識が増大する事は、間違いなくスキルアップです。
そしてスキルアップした状態では、考えることや発想の質量も高まるのが自然です。
『継続は力なり』を続けるために
スキルアップを重ねて行くほどスキルアップ毎の上昇幅も大きくなって行く。これが僕の考える『自己投資の複利効果』です。
勉強やトレーニングは続けることが難しい。『継続は力なり』の重要性は誰もが知っているのに、実践はなかなか簡単ではありません。
『自己投資の複利効果』をモチベーションにして、やればやるほどスキルアップする、と考えるのが有効だと思います。
行動する事で得られた知見
株式投資を実際に始めてみて、分かったことがたくさんあります。
証券口座の開設はネットで完了出来る
銘柄の管理や税金の計算は証券会社がやってくれる
口座開設時に特定口座の源泉徴収ありを選択すれば確定申告の必要はない
スマホだけで簡単に取り引き出来る
思っていたより大分簡単に株式投資は始められる、というのが実感です。
本当に手軽で簡単なので、むしろ資金の突っ込み過ぎのリスクに注意する必要があると思います。
僕はSBIネオモバイル証券で株式投資を行っています。手数料を殆ど気にせず取り引き出来るので、最初の一歩を踏み出すのに最適な証券会社だと考えています。資金の入れ過ぎに注意…自分への言葉ですが。
SBIネオモバイル証券知識の雪だるま
実際に投資を始めてみると、以前よりも関心を持って社会や経済のニュースを見るようになりました。
自分から能動的にネットで情報収集する習慣もついて来ました。
特に勉強しようと意識せずとも、自然的に知識が得られる。今まで全く知らなかった分野なので、少し新たな事柄に触れるだけでかなり『複利』の効果があると実感しています。
これに加えて更に投資や経済の勉強をして行けば、『複利』の効果は更なる雪だるま式の増大が見込めます。
…勉強すれば、の話ですが。
現在の資産の状況
新型コロナウィルスの感染拡大にはかなり大きな懸念があります。東京都内ではここ3日ほど続けて100人以上の新規感染が報告されています。
経済活動にも必ず悪影響が出るはずですが、株価は堅調です。…不気味です。
現在の銘柄数・・・57銘柄
現在の保有株数・・・206株
…不気味だぜ…。
こけっ?
明日の自分に期待しよう
行動すると知識が得られて、行動を続けて行けばさらに多くの知識が得られる…。
小さな行動の継続がやがては大きな変化となる。ロマンです。
1年後の僕のニワトリはどれだけ成長しているのか。ロマンです…。
どれほど些細な自己投資であっても、継続すれば『複利』の効果で雪だるま式にスキルアップして行く。
明日の自分に期待出来る…これこそロマンです。