本日4月14日、日経平均は大幅に反発し、595.41円高の19,638.81円で取り引きを終えました。
要因としては、トランプ米大統領がアメリカの経済活動の早期再開を示した事が一つ。
それから中国の貿易統計が予想されていたよりも悪い数字ではなかった事が挙げられています。
見方を変えれば『何も状況は良くなっていないが、思っていたよりは悪くなっていなくて、このあとトランプさんが何かやってくれそうだ』という感じでしょうか。
…状況は思ったほどは悪くなかった、とは言え悪化はしているんですよね…。
トランプさんの発言も今の所は希望的観測です。日本の状況はどうでしょうか。
日本国内の状況
日本国内の状況もあまり良い報道は流れていません。
コロナウィルス感染拡大も止まってはいません。
しかし緊急事態宣言発令から現時点で約2週間、あと1週間ほどで自粛の効果が現れると言われています。
良い結果が確認される事を願っていますが、政府が要請する平日の出勤率を最低7割減にする、という事は多くの企業で達成されていません。
休業を決めた施設や事業所も多数ある中、スーパーマーケットなどでは家族連れでの買い出しなどで多くの人が溢れている状態が報道されています。
これでは感性拡大の阻止など出来ないと思う一方、これまで閉塞的に過ごした人々が外出の機会を求める気持ちも理解出来ます。
経済活動も完全に停止させることは出来ませんし、その停滞が長引くほど倒産する企業も出てくることが予想されます。
コロナウィルスの脅威と同等以上に、経済悪化による負の影響で命を失う事態に陥る危険性を考えずにはいられません。
コロナウィルス対策と経済対策の両方を同時に進めねばならないという大変難しい事態なので、政権批判は一旦置いて、与野党必要な所は協力して事に当たって欲しいと思います。
乖離の進行
そしてこの状況で日経平均は大幅に上昇しています。
総悲観は買い、という事でしょうか。
以前の記事にも書きましたが、現在の株価と実態経済は乖離していると僕は考えています。
その乖離が一段と進行している事がやはり不安です。
しかし、このまま日経平均が上昇して行く可能性ももちろんあります。今週中に20,000円台回復も充分あり得る状況です。
でもやっぱり不安なんですよね…短期的悲観論者としては。
現在の資産の状況
日経平均の上げ幅よりは低い水準ですが、むしろその方がいいと感じてしまいます…。

評価損益 -23,495円 (-13.00%)
日経平均終値 19,638.81円 +595.41円(+3.13%)
現在の銘柄数・・・45銘柄
昨日より100gぐらい太ったかお前…?
全く読めません。正直に言うと。20,000円台に達しますかね…。
どちらにしろ、今の株価の水準では僕は買えません…。
様子見がどれくらい続くかは分かりませんが、どこかで下落する可能性の方が気になります。
もう少し下がれば買いを入れようと思います。