連休明けの5月7日、日経平均は小幅に反発し、前営業日比55円42銭高の19,674円77銭で取り引き終了となりました。
個人的には、連休明けはある程度下落するかと思っていました。
朝方の時点では下落で始まり予想通りと思ったのですが、昼に発表された中国の4月貿易統計が先月より改善したこと、東京都内の新型コロナウィルス新規感染者数がある程度減少しているとの報道等が好感されたと見られています。
株価は大きく動かない、という可能性
もちろん好材料も悪材料もあるわけですが、コロナウィルス関連の良くない状況が長期化する中で、経済活動再開の動きも各地で見られています。
これらの要素が拮抗し、なにかインパクトのある材料が出ない限り株価は大きく動かず現在の水準で推移するのでは、と考えています。
しかしそこは悲観投資家ですので、下落の可能性のほうが高い、と考えて投資行動を取るのが正解だと思っています。
経済活動再開とそれに伴う懸念
緊急事態宣言は5月末まで全国で延長されました。
しかし本日5月7日「特定警戒都道府県」以外の地域では、ある程度営業自粛要請が緩和され、百貨店やパチンコ店が営業を再開しました。
経済状況の更なる悪化
元々が去年の消費税増税の影響で、各業界の売り上げが減少していた所に新型コロナウィルス感染拡大が起こり、経営状況が更に悪化していた企業も多いはずです。
これ以上の営業自粛は難しく、一刻も早く再開せねば経営破綻してしまう、という所も相当数あると思われます。
実際に100件を越えるコロナウィルス関連の経営破綻が既に報じられています。早期の営業再開は、致し方無い状況だと思います。
コロナウィルス感染再拡大の恐れ
この経済活動再開の動きが株価を上昇させている訳ですが、同時にコロナウィルス感染を再拡大させてしまう恐れもあります。
東京都内では4日連続で新規感染者数が100人を切っており、感染拡大がある程度抑制出来ている事が確認されています。
これは外出自粛が確実に効果を上げていることの証左である、と考えられる一方、緊張状態の緩みを誘発させる要素となる懸念もあります。
営業を再開した店舗に「特定警戒都道府県」からの客の流入も予想され、感染拡大の第2波が起こることも考えられます。
需要は回復するか
そして気になるのが、営業を再開しても需要が以前同様の水準まで回復するのか、というところです。
特に旅行観光業や娯楽産業での需要は、当面の間は回復する事が難しいのではないでしょうか。
大不況到来の恐れ
これから大変な不況が起こることは確実視されており、売り上げ減に伴い、給与所得も各業界で減少する事が予測されます。
そうした中で不要不急の消費はどうしても抑えられる事になり、その筆頭に挙げられるのが先に取り上げたエンターテイメント業界です。
長期的な株価下落の可能性
事態の長期化は不可避であり、需要の完全な回復を見込むのは無理があると思っています。
となれば実態経済はこの先落ち込み続け、株価もそれに伴い下落して行くと考えるのが自然だと思われます。
株価上昇を予想するより、下落すると思っての投資行動が無難だと思っています。
だからといって、空売りなんかは怖くてできませんが…。
身近に感じる経済不振
僕の住んでいる地域でも、大手百貨店やパチンコ店が営業を再開しました。
僕はもうパチンコをやりませんが、以前は平日でも満杯だったパチンコ店の駐車場は閑散としており、ざっと見た限り3分の1も入っていない感じでした。
需要は回復しない、という印象を強く受けました。地域によっても違うでしょうが…。
24時間営業の牛丼チェーンやレストランでも、夜間は持ち帰りのみにするなど営業を縮小させており、身近な所でも経済活動の不振を感じます。
産業構造自体が大きく変容するのではないでしょうか。変化に対応する事が企業や個人を問わず求められると思います。
現在の資産の状況

評価損益 -25,001円 (-12.62%)
前日差 (-0.16%)
日経平均終値 19,674.77円 +55.42円 (+0.28%)
保有銘柄数が50銘柄となったので、ここからは各銘柄をタイミングを見ながら買い増して行こうと考えています。
今日は1銘柄3株の買いを入れたので保有資産は増加していますが、買った直後に値下がりした為わずかに損失が出ております。
全く気にしておりません。
ええ、全く気にしておりません。
現在の銘柄数・・・50銘柄
踏ん張りどころやで…!
こけけっ。
新しい活動のススメ
国内のコロナウィルス感染拡大はある程度抑えられている状況で、経済活動の再開とそれに伴う感染再拡大の恐れ、そして需要回復の難しさ。
経済をめぐる各状況は不透明な要素が多く、僕は悪化の可能性の方を強く感じています。
変化する世界
つい数か月前からすれば、世界の状況は大きく変化しており、それに否応なしに対応する事が求められます。
まずは所得の減少について対策する事が必要で、月々の固定費の見直しや、給与所得以外の収入の確保が考えられます。
変化に対応する為に新しい事を始める必要も出て来るでしょう。
まずは元手のかからない事から始めてみるのが良いと思います。
『新しい活動』を始めよう
ブログやYouTubeなどのネットでの活動や、少額からの株式投資などが挙げられます。僕も実際に始めた事ですが。
行動する事で得られる知識も多く、直接収益を上げる事が出来なくとも、別の分野で活かせる可能性もあります。
このブログも『新しい活動』の一環として、株式投資とともに始めた事です。
この記事が『新しい活動』や、少額からの株式投資を始めるきっかけとなれば、こんなに嬉しい事はありません。
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