本日4月17日、日経平均は大幅に反発し、19,897.26円で取り引き終了となりました。前日比+607円…。上がるんですね…。全然読めなくてかえって安心しました。
正確な予測が誰にも出来ないなら、そこにはチャンスもあるはずです。リスク許容度の範囲内での取引でチャンスをうかがうのも良いと思います。
2,3株買い増そうかな…。
株価反発の要因としてトランプさんの一部経済活動再開の方針発表や、米国製薬会社の治療薬がコロナウィルスに対して有効だった、などアメリカ発のニュースが挙げられています。
それにしても、ここまで反発しますかね…。あっ、買い過ぎた!って思ってる投資家の方はおられないでしょうか。
日本国内でも緊急事態宣言の全国拡大や給付金支援策など、新たな動きがありますが、日本市場をそこまで上昇させるほどの材料とは言えないでしょう。
外的要因に大きく左右される日本市場の脆弱性を表しているのかも知れませんが、この状況を奇貨として内需の活性化と、内需関連企業の成長の流れが出来れば良いと思います。
さて、週明けに20,000円台を回復するんでしょうか。短期的悲観論者としては、20,000円台に達したとしても、そこを長期的に維持する可能性は低いと思っています。
そして今月末までは大きく下落する可能性も低いのではないでしょうか。
株価の押し下げ、下支えの要因
コロナウィルスの感染拡大はまだまだ収束していません。緊急事態宣言の全国拡大を受けて、自粛を決める事業所の数も増えるでしょう。
各業界の売り上げも好調になるとは思えません。あまりよろしくない数字を含んだ各種の経済指標がこれから発表される事でしょう。
これが株価の押し下げ要因として考えられます。
事態の長期化による慣れ
一方、事態は長期化する事が間違いないと見られています。
人間、緊張感も恐怖感もそんなに長期間は続かないものです。
先月半ばの株価暴落からひと月ほど経ちますが、この状況にもある程度慣れ、投資家の心理も比較的落ち着いたものになっている事が株価に表れていると思っています。
この現在の市場の空気が株価の下支え要因として考えられると思います。
これらの要因が拮抗し、株価が大きく動く可能性は月末までは低いものと考えています。
緊急事態宣言の効果確認
最初に緊急事態宣言が発令されたのが今月の頭です。
それによる自粛の効果は約2週間後に確認されるとの事で、今月末には様々に数値の公表があるでしょう。
そこで発表される数値によって株価が大きく動く可能性があります。
現時点ではあまりよい結果が確認されるとも思えませんが、既にその辺りは織り込み済みで、あまり変動しないという可能性も大いにあります。
自粛長期化の心理的悪影響
自粛の長期化による人々の緊張感のゆるみを感じさせる報道がいくつかあります。
家族連れでのスーパーマーケット等での買い出しや、休業期間中の国内旅行などです。
沖縄県の石垣島には、東京などの都市部からの旅行者が流入し、その旅行者からコロナウィルスの感染が確認されています。
地方は医療施設や病床の数が限られ、都市部よりも医療崩壊の危険性が高く、それによる死亡者増加が懸念されます。
離島ではその傾向はさらに顕著でしょう。軽率な行動は厳に慎むべき時です。
現在の資産の状況
こんな状況ではありますが、現在の資産の状況です。

評価損益 -23,643円 (-13.08%)
日経平均終値 19,897.26円 +607.06円 (+3.15%)
日経平均の上げ幅にはついて行けていない感じですが、日々の変動幅は小さくて正解だと思うので大丈夫。大丈夫…。
現在の銘柄数・・・45銘柄
ちょっとエサを増やしたいなあ…。
先に述べたように、今月末辺りから緊急事態宣言の効果のほどが確認されるでしょう。
その数値によって株価の変動が予想されますが、個人的には下がる要素はあっても上がる要素が出て来る可能性は低いと思います。
思いますが、現在の株価では買えない、もうちょっと下がったら買いを入れよう…という僕の個人的な思惑がそう判断させている部分も多分にあります。
未来は誰にも分かりません。軽率な行動は慎み、リスク許容度の範囲でチビチビやって行こうと思います。