本日5月11日、週明け月曜日の日経平均は続伸し、20,390円66銭で取り引きを終えました。
先週末時点で2万円台を回復しており、週明けの今日どう動くかという事が、今後の株価予想の大きなポイントになると考えていました。
僕自身は少し下落すると思っていましたが、これ以上高くなると買えなくなる、という個人的な感情が入った予想であった事は否めません。
もちろん僕の感情などは無視して相場は動いて行き、一時は350円を超えて上がる場面もありました。
先週末の時点では19,500円~20,500円の間で推移するのでは、思っていましたが、20,500円を越えて上昇して行く可能性も高まってきたと感じています。
株価上昇の要因
上昇の要因として、新型コロナウィルスの新規感染者数が東京都内で8日連続で100人を下回り、感染拡大が抑制されていると見られている事。
そして各地で経済活動が再開される動きがある、といった事が好感されたと考えられます。
しかし経済の現場の状況を見れば、この株価の上昇は解せない、と感じてしまいます。
なぜ上昇しているのか。なぜ株価と実態経済の乖離が進行していると考えられるのか。その理由を分析する事は重要だと思います。
情報収集の重要性
先週の金曜日に日経平均は久しぶりに2万円台を回復しましたが、その時点では2万円台にギリギリ届かない、もしくはすぐに2万円を割れる、と僕は予想していました。
その予想は外れた形で、日経平均はあっさり2万円に到達し、更に上昇する可能性を感じさせています。
SNSでの情報の確認
なぜ上がるのか全く分からない、と思いネットを検索していた所、気になるSNSの書き込みを見つけました。
新型コロナウィルスの予防と治療に関する書き込みで、かなり画期的で効果を上げる事が期待できる、と感じるものでした。
現在の経済の苦境は新型コロナウィルスに起因するものが多く、この問題の解決や改善の見通しが立てば、株価は急速に回復すると考えていました。
重要な情報の見落とし
今までもワクチンの開発や治療法の確立が株価回復要因となると思っていましたが、この要因に関する重要な情報を見落としていた、と思っています。
その結果、投資による利益を得る機会を逸してしまった、という可能性があります。
情報収集の重要性を感じます。今回は値上がりでしたが、値下がりの場合はもちろん損失を出してしまう事も考えられます。
株価の動きが解せない、と感じた時は重要な情報を見落としている可能性に留意するべき、と思います。
新型コロナウィルス治療の画期的研究
5月7日に花王、北里大学、バイオベンチャーのEMEが、新型コロナウィルスの感染を抑制するVHH抗体の取得に成功したと発表したそうです。
このVHH抗体は新型コロナウィルスに結合し、細胞に感染する事を出来なくさせるものだそうです。
そしてこのVHH抗体は安価に大量生産出来るという事で、治療薬や検査薬の開発が期待されます。
日経平均上昇への影響
この発表があった翌日の8日、日経平均は一気に500円を越えて上昇しました。
もちろんこの発表だけが上昇要因となった訳ではないでしょうが、好材料として関連の銘柄が買われた事は予想出来ます。
そして本日5月11日には、安部首相から新型コロナウィルスのワクチンの治験を7月から行う見込み、との発表がありました。
今後、新型コロナウィルスに対する好材料が次々と出て来る事も予想され、それに伴い経済活動再開の流れも加速して行くことで、株価も一気に上昇トレンドに転じる可能性もあります。
感染再拡大の恐れ
そして一方、経済活動再開によってコロナウィルス感染の再拡大が起こることも懸念されます。
中国やドイツでは自粛解除により、再び感染の拡大が確認されたとの報道もあります。
今だに各状況は不透明で、注意が必要だと思います。
現在の資産の状況

評価損益 -19,191円(-9.69%)
前日差(+1.77%)
日経平均終値 20,390.66円 +211.57円 (+1.05%)
日経平均の上昇幅を越えてうちのニワトリも成長しております。これです、この感じが自作ポートフォリオの醍醐味です。
勝ってる時には自分の手柄、負けてる時は他人のせい、という事ではありますが…。
現在の銘柄数・・・50銘柄
よしっ、肥えろ、もっと…!
こけーっ。こけっ。
投資初心者の情報収集法
株式投資に情報収集は欠かせません。各種の経済指標の他に社会情勢のニュース、場合によっては天気天候の情報も必要になる事もあるでしょう。
その情報をどこから得るか。僕は主にネットのニュースサイトやTwitter等のSNSから得ています。
先に触れたVHH抗体の情報もTwitterから知ったものです。
まずはSNSの経済関連の書き込みを一通り確認し、その中で気になった情報やワードをgoogle等で検索し深掘りする、という感じです。
情報収集に時間をかけない
この時に心掛けているのが、時間をかけ過ぎない、という事です。
どれだけ時間をかけて情報収集しても、全ての要因を網羅し分析する事は不可能です。投資初心者であれば、なおの事。
投資の神様と言えども読み間違う世界ですから、初心者がどれだけ株価の動向を読もうとしても、時間の有意義な使い方になるとは思えません。
というわけで、情報の取捨選択が重要になると考えています。
情報選択のポイント
その情報が長期的な要因となり得るか、という事がポイントになると思います。短期的にしか影響しないと考えられるものは重視しません。
これは僕が長期保有のスタイルを取っているからで、短期的な株価の動きはあまり重要視していないからです。
株価の動きで一喜一憂はしない
日々の株価の動向に一喜一憂する事はありません。このくらいであれば失っても大丈夫、という少額での投資を行っているからです。
もちろん最終的には利益を得る為に投資している訳ですが、少額で投資経験を積む、という事の意義を最も重視しています。
であるので、日々の、株価の、動向に、心、動かされる、事は、決して、ありま、せん。

