5月13日の日経平均は続落し、20,267.05円で取り引き終了となりました。
先週末からの上昇ムードが落ち着いてしまった感じですが、新型コロナウィルスをめぐり、米中対立の懸念が高まった事が要因として挙げられています。
しばらくは現在の水準から大きく動かずにもみ合うのではないか、と予想しています。
株式投資の利益とは
さて、株式投資で得られる利益にはどんなものがあるでしょうか。
キャピタルゲイン 買った時より値上がりした場合の売却益
インカムゲイン 株式を保有することで得られる配当金
この2つが株式投資で得られる利益の代表的なものです。僕はインカムゲイン、配当金を重視した長期保有の投資スタイルを取っています。
この2つの他にも株式投資を始めることで得られる利益、メリットがあると考えています。
それは『新しい視点』の獲得というものです。
知識の増加と『新しい視点』
株式投資を始める際に、全く知識を得ずに取り引きを行う、という人は殆どいないのではないでしょうか。
多かれ少なかれ、投資に関する知識や情報を得る所から始める場合が多いと思います。
自然、未経験だったそれまでよりも、投資や経済に関する知識が増える事と思います。
そして知識が増加する事で『新しい視点』を持つことができ、これは投資以外の分野でも役立つものだと考えています。
『新しい視点』の活かし方
僕は現在、一般の会社員です。投資や経済に関する勉強が直接的に役立つ業種ではないですが、投資に対する考え方が、実際の仕事にも応用出来ると思います。
投資スタイルの仕事への応用
僕の投資スタイルは幅広い業種業界にこれでもか、というくらい分散投資しリスクを抑える、というものです。
この考え方を実際の仕事にも応用し、何かしら上手く行かない場合を予想して、あらかじめ対応策を複数用意するという事を意識しています。
これ自体はそれほど目新しい考え方ではありませんが、対応策を通常考えられるよりも多く用意する、という所がポイントだと思っています。
仕事の現場での活かし方
例えば新商品開発の現場での場合。
使用する原材料の確保…確保できない場合の手配先を複数考えておく。
製品テストのスケジュールの遵守…一発で成功させる自信がない場合、あらかじめ本社にスケジュールの延長を打診しておく。
製品テストの回数…最小限の回数でクリアさせるため、既定の個数よりも多く作成する。原材料が不足する可能性も考慮し、代替の原材料の使用も想定しておく。
完成品の評価…完成したテスト品の評価が芳しくない場合を考え、担当者と事前に確認し、出来るだけ評価のハードルを下げるように動く。その一方で再作成の態勢も準備しておく。
このような感じで対策していますが、何よりも役立つと思っているのが『ダメな時は諦める』という気持ちの切り替えです。
株式投資では、どんなに勉強しようがどうしようもない場面というのが多々あります。というかほぼそういう場面です。
ダメな時は、まあこんなもんでしょう、と気持ちを切り替えて、次の行動をより最適化した形で取って行く事が重要だと思っています。
経営者の論理
そして、経営者側の論理を推測出来る様になる事もポイントだと考えています。
急に大量の作業を振られると対応にバタバタしてしまいますが、それ以上に気持ちがげんなりしてしまう事が、集中力や意欲に悪影響を与えます。
昨今の状況であるので、製造の現場は日々の生産量が通常とは異なる場合が多くなっています。
その結果急に暇になったり、逆に休憩も取れない程忙しくなったりと、対応するのに心身ともに疲れ切ってしまう事も結構あります。
経済の状況に関心を持っていれば、なぜそう言った指示を経営者が下すのか、という事がある程度推測出来ます。
そして『まあ今の状況では致し方ない』と納得できる所も出て来ます。
この納得感が、気持ちを立て直すのに有効だと思っています。気持ちの問題って、結構大きく仕事に影響すると考えています。
主観のモニター室
人間誰しも主観を通して物事を見る訳ですが、これをモニター室に例えると『新しい視点』を得る事は、モニターの数が増えるという感じだと思います。
モニターの数が増える程より広い範囲が見えるようになる訳ですが、インプットする知識や情報の質によっては、新しく追加されるモニターはサイズが小さかったり画質が悪かったり…。
できる限り広く多くの物事を捉えられるモニター室にしたい所ですが、元々が旧型でポンコツですから…。
それでも投資や経済に関心を持つ事で、『新しい視点』のモニターを増やす事は重要だと思っています。
現在の資産の状況

評価損益 -19,985円 (-10.09%)
前日差 (+0.09%)
日経平均終値 20,267.05円 -99.43円 (-0.49%)
出ました、日経平均は下落しているのに、僕のニワトリは上昇しているパターン…!
わずかな差ではありますが、僕の手柄です…!
現在の銘柄数・・・50銘柄
よしよし、ワシの手柄やッ…!
こけっ?
あらゆる分野を見通すモニター
投資を始める際には誰しもある程度の勉強をすると思いますが、実際の投資行動から得られる経験も、良質な勉強になると思います。
そしてインプットした知識は、主観の中で境目なく統合され、あらゆる分野を見通す『新しい視点』となって行きます。
旧型のモニター画面のほこりを拭き取りつつ、幅広い視点での投資行動を心掛けようと思っています。
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