投資初心者の時事チェック

緊急事態宣言解除が株価にどう影響するか 投資初心者の新たな懸念

ニワトリ
SBIネオモバイル証券 口座開設

5月25日、当初5月末までと定められていた緊急事態宣言が、特定警戒都道府県を含め全国で解除されました。

新型コロナウィルスの新規感染者数が一定値を下回ったため、前倒しする形で解除となりました。

それを受けて日経平均株価は大幅に上昇しており、ここ暫く続いていた上昇トレンドに転じそうで転じない、という状況が変わった可能性があります。

本格的な経済活動再開の動きが期待され、日経平均の値動き幅も20,000円~21,000円の間で推移するのではないか、と予想しています。

もちろん素人考えですが、新規感染者数の抑制と治療薬やワクチン開発の進展が好材料、そして日銀のETF買いが下支えとなって株価の変動幅が一段階あがった感があります。

このまま上昇トレンドが続いて行った場合、僕の様な初心者投資家がかえって苦境に立つ恐れがあるのでは、と考えています。

悲観投資家ですので…。

株価の上昇と給与の減少

日経平均株価は2ヶ月半ぶりの水準を回復した形で、更に上昇し21,000円台をうかがうか、といった所です。

緊急事態宣言が全面的に解除され、休業していた各事業所も順次営業を再開して行く事でしょう。

評価されるコロナウィルス対応

当初は批判されていた日本政府の新型コロナウィルス対応ですが、国内の感染者数も死亡者数も世界的に見てかなり少なく、結果的に海外からも評価されているとの報道があります。

コロナウィルスの状況は経済に直接的な影響を与えるので、この問題が改善に近づくほど株価が上がるのは合点が行きます。

一般労働者の苦境

一方で経済活動の現場の状況は改善しているとは言い難く、経営破綻や倒産、それによる失業といったネガティブなニュースも多く見かけます。

そして僕の様な初心者投資家は、専業ではなく会社勤めの方が殆どではないでしょうか。

給与減少の可能性

国内の各業界で3月以降売り上げが減少しており、夏のボーナスをカットする企業もあるとの事で、厳しい経営状態がうかがえます。

これまで休業を余儀なくされた事業所も数多くあり、一般労働者の給与は悲しいですが下がってしまう場合が多い、という事になるでしょう。

そして経済活動再開後も、需要が以前の水準まで回復する事は難しい、との見方が優勢です。

悲しい状態への懸念

株価は高水準である一方、労働者の給与水準は低下する、という状況が懸念されます。

給与所得で株式投資をしている投資家は、当然ですが投資に使える資金が少なくなり、買える株数も少なくなるという訳です。

持てる者と持たざる者

経営者には株価連動型の報酬を受け取る方もおられる訳で、持てる者は更に富み、持たざる者は更に貧しくなるという構図も考えられます。

これが、株価が上昇する事で僕の様な初心者投資家が陥る、悲しい状態への懸念です。

…悲しい。

初心者が考える株式投資概要

僕は株式を長期保有する事を前提とした、配当金重視の投資スタイルを取っています。

基本的に買うだけで、売却を考えていません。株式投資には買いと売りの要素がありますが、買いだけならば投資の難易度は半分以下になるのではないか、と考えています。

株式投資の難易度

一般的に『売り』の方が難しいと言われています。

長期保有前提で買いを入れるより、売却のタイミングを測る方が、はるかに難しいと感じています。

どこまで上がるのか…或いはどこから下がるのか。正確に予測するのは不可能です。

売りを難しくする2つのタイミング

安く買って高く売る、というのが利益を得る基本になりますが、売りの場合『買い』と『売り』の2つのタイミングを測る必要があり、その分難易度が上がると思っています。

売りから入る『空売り』という手法もありますが、こちらは売却の期限が定められており、更に難易度が上がります。リスキーでもあるので、初心者向けではないと考えています。

『単元未満株』の注意点

更に少額投資ゆえに、取り引きは成り行き注文になります。

基本的に日本株は100株が最低の取り引き単位となっており、これを『単元株』と言います。

最低100株からの取り引きという事は金額もかなり大きくなりますが、このブログで取り上げているネオモバイル証券では1株からの『単元未満株』の取り引きが可能です。

成り行き注文の注意点

単元未満株』はこの株価になったら取り引きする、という指値注文が出来ません。市場が開いている間は株価は刻々と変化し動いていますが、その成り行きに任せた注文となってしまう、という訳です。

そうであれば、注文が約定した時のタイミングによっては、自分の思惑通りの金額での取り引きにならない可能性もあります。

ネオモバイル証券で少額投資

この辺りが難しくも面白い、醍醐味の部分だと思います。

こんなに吞気に構えていられるのも、リスク許容度の範囲での少額投資だからです。そして初心者が投資を始めるのは、ネオモバイル証券が現状では最適だと思っています。

手数料に注意

他のネット証券でも『単元未満株』の取り引きは可能ですが、取り引き額と回数の都合上、手数料がかさんでしまう可能性があります。

ネオモバイル証券であれば50万円までの取り引きならば、月々200円で取り引きし放題ですので、手数料を気にせずに市場経済の流れに身を投じる事が出来ます。

少額投資という「命綱」で、溺れないように対策するのが良いと思います。

現在の資産の状況

保有資産グラフ
保有資産 184,580.1円

評価損益 -18,371円 (-9.27%)
前日差 (+1.41%)

日経平均終値 20,741.65円 +353.49円 (+1.73%)

一応あがっていますが、日経平均より上昇幅は小さい…。

まあ良しとするべきでしょう。と言うより、日経平均が上がり過ぎな気もします。ちょっと落ち着こ。

ニワトリの状況

現在の銘柄数・・・50銘柄

落ち着こ。うん。

こけっ。

少額投資が『命綱』

株価は上がっています。今週中に21,000台に到達するのでしょうか…。

それは分かりませんが、この株価の水準ではなかなか手が出ません。

『買い』だけしか考えない、という事は出来るだけ安い時に買いたいわけです。

株の保有数に応じて配当金が支払われるので、当然保有数を増やしたいのですが、株価が高いと買える数が少なくなります。

株価が下落する時は不況の時でもある訳で、配当金が減配や無配になってしまう可能性もあります。

現在の状況は本当によく分からない…。景気が良い、とはとても言えないはずなのにこの株価の上昇…。人類未体験の状況です。

少額投資の「命綱」をぐるぐる巻きにして、市場経済の流れに身を投じてみますか…。

SBIネオモバイル証券

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